はてなブログのアクセス解析がボットを拾うようになってから、ユーザ活動が活性化したように思う
はてなブログのアクセス解析が、人間のアクセスだけでなく、ボットのアクセスまで拾うようになった。のだと思う。アクセス解析で表示されるPVがコンスタントに数十PVをたたき出すようになり、一方Googleアナリティクスの数字は今まで通りという現象が発生している。
まあ、これではてなブログもアメブロのようなカウント方法になったということで、アメブロと比べてはてなはアクセスを稼げないといった短絡的な結論を出されることは避けられるようになった。同時に、所詮はボットを加えたPV数で勝負せざるを得なかったということで、素のアクセス数がたかが知れているということを、はてな側が認めてしまったようなものである。「SEOに強いはてなブログ」というようなことは、二度と言えないよね。
何故、SEOにかつては強かったのか、については、このブログでも何度も分析・言及しているけど、PageRankの割にユーザ数が少なく、エントリ投稿時などのタイミングでトップページからリンクを貰える時間が長く見込めたため。ユーザ数が増えてからは、そういった強みが失われて、代わりに最適化をしようとしたときの細かい足回りの悪さのせいで、悲惨な状況になってしまったのだと思う。
ただ、今回のボットを加えたPV数表示への転換で、確実にユーザ活動は活性化していると思う。それこそ、「SEOに強かった」頃のように。そこで、はてなユーザがはてなユーザのページをチェックするというサービス内アクセスが増えて、結果訪問者数自体はだんだん持ち直していくのではないかと思う。確かに、頑張ってブログを書いてもずっと0アクセス表示が続く状態では、そのブログサービス内で交流しようとする気も起きないよね。嘘でもコンスタントに数十アクセスがないと、活動する気にはならない。
最近はてなブログで目立った変更と言えば、ブログの連続更新が途絶えてしまったユーザには、投稿時に「継続期間」として週ベースの数字を出すようになったこと(10週間など)。これもユーザのブログを書くモチベーションを保つために、褒めて伸ばすような施策。継続日数表示は、更新を途絶えさせた時に責められているような気がしたからね。
こういう変更はアナウンスされないよね!
あれ、Analytics無効にされてない?
2日連続で、はてなブログのアクセス解析でのアクセス数(PVベース)は数十アクセスあるのに、Analyticsでチェックすると0アクセスという状態が続く。訳が分からない。
もしや、こっそりアクセス数のカウント方法を変えて、数字を水増しするようになったことがユーザにばれないよう、Analyticsの利用にブロックをかける方針になったのだろうか?
多くのユーザはアナウンスされない改悪があっても、気付くことはできないし、情報の共有も出来ない。このままだと本当に悪い方向に向かっていくね。
「はてな批判」というはてなグループを作って、こういう情報を共有するのが最も良いだろうか。
(追記:Analytics側の表示不具合だったのか、現在は回復しています。)
WEBマスターツールで高順位、されど実際の検索結果に出ず、という場合
このブログでも、以前「SEO」のワードで40位ほどを記録していて、おやっと思ったものだ。WEBマスターツールのキーワード平均順位で好位置につけていても、実際にGoogleで検索してみると、100位以内にもかすらない。そういった現象の原因について、可能性は2通りほど考えられるだろう。
まず、本当に一時的な順位上昇だった場合。たとえば、はてなブログでエントリを書いて投稿後すぐはトップページからリンクが貼られている。このタイミングでGoogleのボットがやってきたら、PageRankの高いページからのリンクがあるコンテンツと見なされ、順位は上がる。このような短期的上昇。
そしてもう一つ。Googleの、画像検索で高順位につけていた場合。特に、「○○ 写真」といったようなキーワードでは、通常の検索結果の前に画像検索の結果が出る。この順位がそのままに記録されるのだ。
したがって、順位が高くても余程クリックしたくなるような奇妙な写真でないと、アクセス数の激増にはつながらない。ぬか喜びになるよね。
また、この特性を用いて何かSEO施策に繋げられるかというと、特に思いつかない。SEO業者が、順位保証のノルマを力ずくで達成する場合だけかね(笑)
よく■というタイトルのエントリを見るが
新着エントリーなどに、"■"というタイトルのエントリーが並んでいることが多い。比較的それについては疑問に思っていて、もしや"■"というタイトルにすることがクリック率を上げるための最適化であったりとか、リンクテキストの最適化にあたるか、とにかく私の知らないSEOノウハウに基づいたタイトルの作り方であるのだと思い、研究の必要があると感じていた。
先程気付いたのだけれど、これはただ単にタイトルを入れないでエントリを上げたときに自動的に挿入されるテキストだったんだね。つまり、タイトルをつける習慣の無いユーザのブログには、"■"というエントリがいくつも並ぶことになる。
SEO的視点から見ると、タイトルを付けない投稿というのは非常にもったいない。タイトルにはなるべく本文と関連のあるキーワードを入れるようにした方が、検索エンジンで上位に表示され易く、訪問者も多くなる。というのがSEOの基本。
それでも、"■"というタイトルが何かの最適化のように見えたのは、はてなブログのトップページからのリンクテキストがエントリ名とブログ名両方を含んだ冗長なものになるから、というはてなブログ特有の事情があったため。本当に最適化効果があるのかどうかは不明。相模原のSEOについてのエントリを書いて、タイトルをつけずに投稿したものがトップヒットになるかどうかで調べてみた方が良いかな。
はてなキーワード殺しのjQueryスクリプトも改良できるかな?
軽量化、効率化がマイブーム!デザイン編集のヘッダ→タイトル下にjQueryスクリプトを書いて、空pタグを除去するスクリプトを書いたけど、もうひとつのスクリプト、はてなキーワード殺しについてもより徹底的に行おうかと考える。
現在ははてなキーワード、つまりclass="keyword"のついているa要素のrel属性をremoveAttrで除去しているけど、これをjQueryのunwrapを使うことで、aタグ自体を除去してしまおうという方向性で考えている。
はてなキーワード殺しを作った時点では、unwrapというメソッドを思い出せなかった。けれども本当にセマンティックなソースを目指すなら、rel属性が指定されていないaタグはいらないよね。
すぐに取りかかる…というには、まだ選考実験のpタグ除去の結果が出ていない。検索表示回数、アクセス数ともに好感触ではあるけどね。
改行が半角スペース入りp要素になるのは、Tiny MCEを採用したサービスのあるあるかな
はてなブログは高機能で凄い!けど、勿論いの一からはてなのスタッフが作っているわけではない。それは、トップページにBootstrap仕様の痕跡があるという事からもわかる。
はてなブログのエディタとして使われているのは、Tiny MCEという定番のHTMLエディタと、AceというJavaScriptエディタであると思われる。このうちTiny MCEというエディタは改行について、デフォルトではpタグを使うようだ。設定次第では切る事が出来るのだが、はてなブログはそのままにしている。
ブログサービスの多くが、pタグ改行の設定をそのまま有効にしているが、それはHTMLがよくわからない利用者がレイアウトのための改行としてbrタグを連続して入力してしまうことになるのを避けているのだろう。brタグの連続は、空白スペースのみ(ということは、少なくとも一つの内包するテキストが入っている)のpよりHTML文法上の罪が重い。
ただ、HTML的な間違いを避けるための配慮が、逆にSEO的にはよろしくない空pを発生させてしまっている。まあ、この辺は仕方が無いというべきか。でも、HTMLエディタでユーザがbrタグを入れた箇所まで整形して空pにするのはやり過ぎだと思う。初期の頃、この仕様とずっと戦って時間を無駄にしてしまったよ。
Tiny MCEについては、面白そうなので自分が担当したWEBサイトでも導入してみようかと思っている。その場合は、やはりpタグ改行を有効にせざるを得ないのかな。
昨日から続き。空p削除を改良。
昨日完成した空p削除のクライアントスクリプト、今日は多少軽量化。といっても、ページ中の全p要素をさらっていた部分を、class="entry-content"がつく本文部分のpに限定しただけだけど。相変わらず、重いスクリプトかもしれない。
$(".entry-content p").each(function(){ if(encodeURI($(this).text()) == "%C2%A0"){ $(this).remove(); } });
加えて、改行スペース確保用の半角スペースpがいなくなって窮屈になった部分は、p要素のデフォルトの上下marginを20pxにすることによって解決。どうせ文章は全部p要素にくるんで書いてあるので、特に表示に不都合な部分もない。
まあ、はてなのp改行が大嫌いだ!という方は参考にしてみて下さい。はてなキーワードの自動リンクが大嫌いだ!という方はこちらを参照。