twitterからのアクセスに見える特徴
はてなブログが提供する標準のアクセス解析ではなく、GoogleのアナリティクスとWEBマスターツールを導入するきっかけになった、瞬間的大量アクセスの発生。
このアクセスがtwitter経由ではないかと疑っているのは、twitterからのアクセスが一つの特徴をもっているからである。その特徴とは、持続的でないアクセス数増加と、平均ページビューの限りなく1ページに近い数値、そしてほぼ1分以内でおさまる平均ページ滞在時間。
twitterのサービスを利用している立場になって考えてみれば、そういう特徴が現れることに、さして疑問は感じないだろう。
twitterではツイートのタイムラインでアドレスを紹介されると、とりあえず流れで踏んでみるという読者が多い。そして、リンク先に飛んだ読者は、ほぼ紹介されたページコンテンツのみ閲覧する。何故なら、サイトのコンテンツを追い続けていると、タイムラインでの話題に乗り遅れるから。この行動がページビューと滞在時間に顕著に現れるんだよね。
ということで、twitterからの流入では固定読者を掴みにくい。訪問者はアドレスを踏んで飛んだ先のサイトの名前すら覚えていないというケースが多いのである。それよりも、紹介されたページへの反応をリアルタイムで返すことに執心するでしょうから。
ひどい場合には、数百人のアクセスが一斉にあった後に、平均ページビューが1.1未満だったりする。サイト作成者としては、少しめげる。けれどもそれは必ずしもページコンテンツに問題があるということではないから、少し開き直っても大丈夫だ。
アメブロのように、もし訪問者がアメブロユーザだった場合、訪問済みサイトとして管理画面に表示する仕組みにすると、少し救済措置になるかもしれない。アメブロはいかに有名人ブログにアクセスを集めるかが至上命題だから、掲示板やソーシャルメディアで一過性の話題を出したあとの、訪問者回収の仕組みとしてそれを用意しているのかもしれないけれど。
捕まえ損なった魚は大きい。面白そうな現象だったのにな。今度はちゃんとねずみ取りを仕掛けておこう。