瞬間的なアクセス流入 にビックリして泥縄でGoogleアナリティクスを入れる
はてなブログには本当に簡易的なアクセス解析機能がついている。日別の訪問者数と、はてなのサービスおよび検索エンジン、ソーシャルメディアからのアクセス割合を表示してくれるというもので、エントリーユーザ向けには十分な仕様であると言える。
アクセス解析画面にブログ管理画面のサイドバーから1クリックで飛べるというのも、階層を辿ったり、膨大な提供サービス一覧から選択しなければいけない他のブログサービスに勝る。
ということで、このブログではこの標準搭載のアクセス解析機能で十分だという判断の上、Googleのアクセス解析であるGoogleアナリティクスとWEBマスターツールを導入していなかった。
ところが、今日発生した「事件」で俄然アナリティクスを導入してみたくなった。というより、導入の必要性を痛感した。
管理画面を表示したままにして、ものの数分ほど放置してあったのだが、リロードを行ったらいきなりアクセス数が15ヒットほど増加していたのである。
そして、一時間後くらいにまたチェックしてみた際には、アクセス数がそれほど増えていなかった。こういう突発的な増え方をするが、以降はアクセスの全体的増加につながらないという動きの原因は、大抵がtwitterなどのソーシャルメディアで言及されたときである。というか、9割方twitter。
それでも、はてなブログのアクセス解析ではtwitterからの流入を検知していない。ということは、twitterのようなアクセス傾向のある別のリンク元を想定しないといけない。でもそれが何なのか分からない。
そこで、このような現象が起こったときに犯人のしっぽを捕まえ損なうことがないように、観念してGoogleアナリティクスを入れる決心をした。Googleアナリティクスであれば、トラフィックの参照元からリンク元アドレスを辿れるため、はてな側で検知しないサイトや、t.coのような短縮URLでも判別できる。
ついでにWEBマスターツールも導入してみたのだが、はてなブログが推奨する方法でWEBマスターツールに登録すると、登録当日以前からのログも出てくれるということに驚いた。ちなみに表示回数は、まあまだ全然といったところ。
SEO情報を謳ったブログながら、これまでアナリティクスとWEBマスターツールを導入していなかったということで失笑を買いそうなものだが、実際詳細なアクセス数とかの指標が見え始めてしまうと、できるだけ良い数字を出そうとして時間を取られてしまうというのが、導入を躊躇う大きな理由だったのです。どちらかというとこのブログは力を抜いて書き続けたいわけで。
まあでもこれで今後のSEOの実験や事件について、より詳細なデータが報告できるようになった。完全に、泥縄という気がしないでもないけど。