商店街イベントをPRしよう 商店街集客への第一歩!
WEBを使った商店街のPRというと、テナントがひっきりなしに入れ替わり立ち替わり、出店希望が絶えないという勝ち組商店街以外では、なかなか難しいのが現実である。
まず、立派なWEBページ、PRページを作ったとして、その管理を誰が行うかという問題がある。当番制で組合の加盟店が行う仕組みでは、いつか絶対に当番のサボりが発生し、当番自体がなかったことになってしまう。かといって常任の担当者を決めて更新させるやり方では、不公平感が強い。
そこで全く外部の人間に仕事としてやらせるのが一番良いわけだが、そこそこ商店街に詳しい人間でないと、結局その担当者に更新指示をする担当者が必要になってしまう。
商店街のPRのためには、したがって、商店街の日常のやり取りを拾い上げて、勝手にコンテンツ化してくれるような動的な仕組みが最も向いている。イメージで言えば、団地SNSを完全オープンにして、そこでのやり取り、言及をコンテンツとして蓄積していく形だ。
一見するとそれは敷居が高そうに見える。SNSのようなものに対するリテラシーが、商店街の店主の構成層に備わっているか。
これについては、最も簡単な解決を示すことができる。twitterを利用することだ。
実は、商店経営者は一度はtwitterに手を出していて、そのうち反応のなさに懲りてアカウントを死蔵しているというケースが多い。これを商店街のPRページという表の場に引っ張り出して、塵も積もってコンテンツにすれば良い。
(※まあ、本当に塵の影響力ですよ…というのは仕方がないところだが)
生きているページの体裁は保てるので、本当に価値のない数年前に作られたままのページよりは一見さんに信頼してもらえる。
そして商店街イベントの情報を必ずオンタイムで出すことは重要だ。商店街サイトが発することの出来るオリジナルなコンテンツなのだから、オフィシャリティについては確実に確保し、SEOの財産として回収しておきたい。動的なアプローチとしては、イベントの開催日までサイト上でカウントダウンしてくれる程度の機能、イベントのハッシュタグのついたツイートを回収してくれる程度の機能はつけておきたい。
一年に数回程度のイベントしかなくても、こうやって開催日の前後にイベントの影響力を引き延ばすことで、集客効果が開催日当日のみに限定されてしまう事態を避けられるのである。
まあ、ここまで長々と書いてきて、何が言いたかったかというと、西門商店街は夜桜祭りの詳細を発信してくれということに尽きるのです。
西門商店街と全然関係ない検索ワードで飛んできた方、西門商店街の夜桜祭りはゲリラ開催のすてきな祭りですよ。多分今週末です。来ればいいのに。
そして商店街のPRにお悩みの方は、ご連絡ください。お仕事待ってます。ボトルキープ一本では引き受けません。