サイドバー記事リンク施策の総括
サイドバーの最新記事表示を多めにしたり、人気記事一覧というダミーを置いたり。このブログで行った施策に効果はあったかという話。
効果の測定は、純粋にSEO的観点から考えるならば、WEBマスターツールで調べることの出来る検索キーワードの全体的増加ならびに、「人気記事」としてリンクを貼ったエントリに含まれるキーワードでの順位上昇があったかどうかで行えば良い。また、関連記事リンクとしてのPV数増加への貢献があったかどうかは、はてなのアクセス解析のPV数などで調べれば良い。
前者のSEO的効果については、劇的な変化は無かった。それはたとえば「Matt Cutts」とか、「オーソリティ」とか、「クロールバジェット」とかのキーワードでの検索順位が上昇しなかったということである。
内部リンクの場合のアンカーテキストはGoogleがあまり重要視しないということは、海外SEO情報ブログのMozCon2013レポートでも、あくまで独自調査の結果として挙げられていた。つまり、内部リンクのテキストにあまり頭をひねる必要は無い。極端な話、「このエントリ」のようなアンカーテキストでも良いというわけだ。キーワードプッシュは期待できない。
検索キーワード数の全体的な増加があったかについては、これも劇的改善はなし。
PV数アップについては、はてながボットのカウントを始めたこともあって、正確には判らないが、ランディングページの1エントリだけ閲覧して直帰されてしまうことが減ったものと思う。はてなブログのアクセス解析では、訪問のあったエントリのうち、上位の割合だけが判るようになっているのだが、その中で、人気記事一覧のトップに置いておいたSEO関連の学習で、最近参考にすることがあったサイトというエントリだけ割合が上昇している。他の2エントリは、まあもともと不人気エントリだったからね(笑)。クリックされないものは推してもクリックされない。
長くなるので続きは次のエントリで。
SEO小ネタ:ここしばらく、site:hatenablog.comの2位につけていたのですよ
集客SEOとかそういった効果は全くないけれど、面白い現象があったので報告。ここのところ、このブログはGoogleのとある検索キーワードで2位につけていた。そのキーワードは、サービスとしてのはてなブログの分析に興味のある人間ならば打ち込むかもしれない、充分現実的なキーワード。site:hatenablog.comだ。
Googleで特定ドメイン内の検索結果一覧を出したい時には、ドメイン名の頭にsite:という文字をつける。hatenablog.comの場合は、「site:hatenablog.com」となる。そうして出てくる検索結果のトップは、勿論トップページのhatenablog.comだが、以降の検索結果にはユーザのはてなブログが並ぶこととなる。
実際に並んでいるブログを見ると、話題やテーマに共通点は無いように見える。また、有名どころのユーザブログから出てくるというわけではないので、ページランクなどとも関係がなさそうである。
強いて傾向を見つけるとしたら、更新頻度が高めのブログが多いかもしれない。とにかく、この謎のランキングで実質1位のブログとなったことは、宝くじを100枚購入して300円が当たった程度に嬉しいね(笑)
はてなブログのアクセス解析がボットを拾うようになってから、ユーザ活動が活性化したように思う
はてなブログのアクセス解析が、人間のアクセスだけでなく、ボットのアクセスまで拾うようになった。のだと思う。アクセス解析で表示されるPVがコンスタントに数十PVをたたき出すようになり、一方Googleアナリティクスの数字は今まで通りという現象が発生している。
まあ、これではてなブログもアメブロのようなカウント方法になったということで、アメブロと比べてはてなはアクセスを稼げないといった短絡的な結論を出されることは避けられるようになった。同時に、所詮はボットを加えたPV数で勝負せざるを得なかったということで、素のアクセス数がたかが知れているということを、はてな側が認めてしまったようなものである。「SEOに強いはてなブログ」というようなことは、二度と言えないよね。
何故、SEOにかつては強かったのか、については、このブログでも何度も分析・言及しているけど、PageRankの割にユーザ数が少なく、エントリ投稿時などのタイミングでトップページからリンクを貰える時間が長く見込めたため。ユーザ数が増えてからは、そういった強みが失われて、代わりに最適化をしようとしたときの細かい足回りの悪さのせいで、悲惨な状況になってしまったのだと思う。
ただ、今回のボットを加えたPV数表示への転換で、確実にユーザ活動は活性化していると思う。それこそ、「SEOに強かった」頃のように。そこで、はてなユーザがはてなユーザのページをチェックするというサービス内アクセスが増えて、結果訪問者数自体はだんだん持ち直していくのではないかと思う。確かに、頑張ってブログを書いてもずっと0アクセス表示が続く状態では、そのブログサービス内で交流しようとする気も起きないよね。嘘でもコンスタントに数十アクセスがないと、活動する気にはならない。
最近はてなブログで目立った変更と言えば、ブログの連続更新が途絶えてしまったユーザには、投稿時に「継続期間」として週ベースの数字を出すようになったこと(10週間など)。これもユーザのブログを書くモチベーションを保つために、褒めて伸ばすような施策。継続日数表示は、更新を途絶えさせた時に責められているような気がしたからね。
こういう変更はアナウンスされないよね!
あれ、Analytics無効にされてない?
2日連続で、はてなブログのアクセス解析でのアクセス数(PVベース)は数十アクセスあるのに、Analyticsでチェックすると0アクセスという状態が続く。訳が分からない。
もしや、こっそりアクセス数のカウント方法を変えて、数字を水増しするようになったことがユーザにばれないよう、Analyticsの利用にブロックをかける方針になったのだろうか?
多くのユーザはアナウンスされない改悪があっても、気付くことはできないし、情報の共有も出来ない。このままだと本当に悪い方向に向かっていくね。
「はてな批判」というはてなグループを作って、こういう情報を共有するのが最も良いだろうか。
(追記:Analytics側の表示不具合だったのか、現在は回復しています。)
Bootstrapだけではない、CSSフレームワーク
手書きポチポチ一から書く派だったので、BootstrapのようなCSSフレームワークについてはこれまでそれほど調べていなかった。しかし、調べてみるとBootstrap以前にもCSSフレームワークの歴史があり、いくつかの技術パラダイムも存在する奥深い世界であった。
そも、CSSフレームワークとは、要するに他人の書いたCSSを使っていくらか楽をしようというものだから、初期のCSSフレームワークというのはネット上からのCSSのコピペと大して変わらないものであっただろう。
そのCSSフレームワークの一大パラダイムが、グリッドシステム。上のリンクのエントリで説明した通り、要素にspan8とか数字をつけたクラス指定をするだけで、簡単にカラムレイアウトが出来てしまう。
一時期テーブルレイアウトの廃絶のために、CSSがもてはやされた時代があった。その時代の落とし子なのかな、CSSフレームワークは。Bootstrapを見てもわかるように、何でもできちゃいます、考えずにトータルのWEBサイトができますよといった万能感の、かすかな押し付けがましさがある。
CSSフレームワークについて、ちょっと勉強を続けようかな。Sass、SCSS、LESSなど、たかがCSSと考えていたところにわりと多くの技術あり。
相模原駅『牛汁 きんざん』
新店なので絶賛SEO期間中だけど感想!
相模原の相模大勝軒の横にできていた、牛汁定食500円という文字が踊る看板のお店。オープンしたてなので先客が沢山いました。
ご夫婦で営んでいるお店のようで、オープンを襲った客を、さばききれていないのではないかという感。先に注文した客に配膳されたタイミングが、自分の注文が作り始められるタイミングと考えておいてよい。
結構待って出てきた牛汁定食。牛汁に小皿の漬け物が3つ。ご飯はやや少なめ。牛汁の方もコストを抑えているような気がして、なんだか学校給食のような感じでもあった。牛の味はちゃんとするので、凡百のワンコイン飯屋とは違うけどね。
メニューはこの牛汁定食と、もう一つくらいだっけな。本当に趣味でやっている感じに思えるね。良くも悪くも。
WEBマスターツールで高順位、されど実際の検索結果に出ず、という場合
このブログでも、以前「SEO」のワードで40位ほどを記録していて、おやっと思ったものだ。WEBマスターツールのキーワード平均順位で好位置につけていても、実際にGoogleで検索してみると、100位以内にもかすらない。そういった現象の原因について、可能性は2通りほど考えられるだろう。
まず、本当に一時的な順位上昇だった場合。たとえば、はてなブログでエントリを書いて投稿後すぐはトップページからリンクが貼られている。このタイミングでGoogleのボットがやってきたら、PageRankの高いページからのリンクがあるコンテンツと見なされ、順位は上がる。このような短期的上昇。
そしてもう一つ。Googleの、画像検索で高順位につけていた場合。特に、「○○ 写真」といったようなキーワードでは、通常の検索結果の前に画像検索の結果が出る。この順位がそのままに記録されるのだ。
したがって、順位が高くても余程クリックしたくなるような奇妙な写真でないと、アクセス数の激増にはつながらない。ぬか喜びになるよね。
また、この特性を用いて何かSEO施策に繋げられるかというと、特に思いつかない。SEO業者が、順位保証のノルマを力ずくで達成する場合だけかね(笑)