はてなグループの重要性について思い当たったよ
はてなの新施策、はてなグループについて、つまるところブログサービスによくある、ただの登録カテゴリだという見方をしていた。
でも、実際のグループページを見ると、それがただのブログカテゴリでないということがわかる。勿論、コミュニケーション機能に特化したサークル的なものでもない。
グループの登録をすると、参加者のブログの新着エントリが表示されるようになる。一番上に出るものは、一番投稿が新しいエントリ。
つまり、更新の多いブログが必然一番上に出る仕組みになっている。要するに、トップページの「新着エントリー」のようなものだ。
最近はてなのユーザが増加したことで、「新着エントリー」に居られる時間が少なく、混雑した投稿タイミングではそこに載ることすら難しくなった。
そこで、カテゴリごとにわけて「新着エントリー」を表示するようにして、更新の多いサイトの更新モチベーションを絶やさない仕組みを用意したのだ。
ついでに、そのカテゴリにやってくるユーザというのは、コンヴァージョン率が高いユーザなわけで、常にグループのトップに表示されるよう勤めれば、アクセス数の見返りがちゃんと出るようになっている。
はてなグループの企業の利用
上のスクリーンショットのグループでは、企業もグループに参加する形となっている。企業はグループという仕組みを使って、そのジャンルに興味のあるユーザの目に触れるよう宣伝活動をすることが出来る。何しろ頻繁な更新をするだけでトップに貼り付けるわけだ。
そうなってくると、今後ははてなグループの宣伝利用についてのコンプライアンスも必要になってくるだろう。グループのタイムラインの上部を常に企業の宣伝が占めている状態では、ユーザもわざわざグループに登録して、企業側に自分の趣向を晒すメリットが無いと感じるだろう。
はてなグループには登録をするべきか
現状、はてなブログをやっていてはてなグループに登録しないのは勿体無い。ブログカテゴリではないかと評したように、登録によって交流が強制されるようなコミュニティ的雰囲気も無いので、新規読者獲得のために登録してみてもいいんじゃないかな。