もしも世の中がホワイトハットSEOだけになったら
Googleの企業努力により、駆逐されつつある旧態然としたブラックハットSEO(いや、別にmicrosoftやnaverが努力していないと言うわけではないけれど)。もしも世の中からブラックハットSEOがなくなり、完全にホワイトな手法しか有効ではなくなってしまったら、SEO会社は廃業を考えなければならないのだろうか。
私の予測としては、そうなった場合SEO会社は完全にマーケティング会社に吸収され、広告代理店の力が今よりも大きくなるだろうというもの。WEBというフィールドは、ある意味新聞やテレビなどの、巨大広告代理店、メディアコングロマリットの手の届かない(期待に添わない)フィールドとして魅力があるからこそ、爆発的な成長をしたわけで、フィールドが整ってしまい逆転の可能性が無くなってしまえば、新規参入の魅力は失われてしまうのである。つまり、同じ顔ぶれのつまらないWEBになると思う。
いまのところ、ブラックでないホワイトなSEOとして最も効果的なのは、話題になりたくさんのリンクを稼ぐことだ。実際そのSEOがホワイトであるかブラックであるかの判断は、WEB上での施策について下されるわけで、WEBのフィールドを離れて話題になるようなマーケティングを行えば、その手口がいかに不正であろうとブラックハットSEOとの判断はされない。
ブラックハットSEOと悪質SEO業者は、見方を変えればねずみ小僧のような義賊かもしれない。今日も町娘のあの娘のために悪質リンクを貼るぜ!