相模原名物? 光化学スモッグ
ここのところ連日、相模原市で光化学スモッグの発生を知らせるチャイムが鳴り響いている。光化学スモッグというのは、自動車の排気ガスや工場の大気排出物などが太陽光線を浴びて光化学反応を起こすことで、著しく有害な化学物質へと姿を変える現象と、その物質が大気中に滞留する現象のセットである。つまり、日差しの強い無風の日に発生しやすく、加えて排気ガスなどの発生源の多い地域で発生しやすい。つまり、国道16号などの大型道路、田名などの工業団地を抱える相模原は、夏の季節になると光化学スモッグの発生が著しくなるわけだ。
スモッグという名前が何か現象の本質を分かりにくくしているような印象があるが、要するにPM2.5と同じように有害化学物質なので、対策はそういったものへの対策に準ずる。外に出ない、マスクする、顔を洗う等。むしろPM2.5に大騒ぎになるくらいだったら、こちらも問題とすべき。