特定カテゴリーの記事を書き続ける事の弊害 パンダアップデート
前回エントリに書いた通り、リベンジSEOの一つの方法として、ブログで書く話題を絞るという初歩的な対策には多少の効力があった。ただ、この方法に伴うデメリットについても思い当たるところがあるので、言及しておこう。
現在このブログでは、リベンジSEO対策月間として「SEO」カテゴリの記事の投稿をし続けている。そしてはてなブログなどのブログサービスでは、個別カテゴリごとのまとめページを自動的に生成する仕組みになっている。たとえばこのブログのSEOカテゴリなら、http://suzukisagamihara.hatenablog.com/category/SEOというアドレスにまとめページが出来る。
「SEO」カテゴリで連投を続けた結果、このブログのトップページと「SEO」カテゴリまとめページの内容は、全く同じになってしまっている。これをGoogleなどの検索エンジンが、コンテンツの重複による無駄なページ生成とみなし、評価を下げて来る可能性があるわけだ。
この問題は、大抵のブログサービスやブログパッケージに共通して存在するものだ。Googleのパンダアップデートという単語を聞いた事がある人もいるだろうが、Googleはコピーコンテンツに対しての審査を、疑わしきは罰するというスタンスで機械的に行っている。
だから、少しでも同じ話題の連投の悪影響を少なくする為には、たとえばSEOを話題として出しても、「SEO」タグはつけないといった意識的な重複回避の取り組みが必要となる。
ちなみに、このブログで現在も「SEO」タグをつけて連投しているのは、重複コンテンツの悪影響が実データとして取れたら面白いだろうなという目論見です。現在のところ、そこまで悪い影響は出ていない模様。「相模原 SEO」というワードのサイト内トップヒットがトップページに変わったくらいです。